こんにちは、サイト管理人Tsukasaです。
テラスハウスのような連棟住宅を相続したものの、管理しきれずに売却を検討している方は非常に多いです。
しかし、隣の家と壁が一枚でつながっている構造上、いざ売り出そうとしても通常の戸建てのようにはいかないのが現実です。
「自分の持ち分だけ切り離して更地にして売却したいけれど、お隣への切り出し方がわからない……」と、胃がキリキリするような不安を抱えて立ち止まってしまうケースも珍しくありません。
この記事では、テラスハウスを切り離して売却するための基礎知識や具体的な費用相場、お隣との円満な合意形成のコツについて解説します。
さらに、隣人トラブルや高額な解体費用を完全に回避し、現状のままで最も高い手取り額を残す現実的な「裏ワザ」まで包み隠さずお伝えします。
◆このサイトでわかる事◆
- テラスハウスを隣家から切り離して売却する法的な仕組み
- 切り離し売却のメリットと事前に覚悟しておくべきリスク
- 切り離し解体工事や外壁補修工事に必要となる費用相場
- 近隣の住民から円滑に「切り離し同意書」を取得する交渉術
- 解体後に敷地が「再建築不可」に陥る落とし穴と防ぎ方
- お隣と揉めることなく現状のまま即座に売却処分する裏ワザ
- 訳あり不動産の専門買取業者を活用した高手取り最大化プラン
テラスハウスの切り離し売却とは、隣家と壁を共有する連棟住宅の一部を解体して独立した土地・建物として売却する手続きです。これを行うには、隣地所有者の切り離し同意書の取得や、高額な外壁補修費用の負担、さらには再建築不可リスクへの対処など、非常に高度な法的・物理的調整が必要になります。
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テラスハウスの切り離し売却とは?基本知識と全体像
◆この章のポイント◆
- そもそもテラスハウスとはどのような建物か?
- 切り離し売却の定義と法的な位置づけ
散歩をしていたある雨上がりの朝、コンクリートの隙間から小さな雑草が力強く芽吹いているのを見つけました。
その瑞々しい緑を見ていたら、なんだか固い枠組みに囚われがちな私たちの住まいも、少しの工夫で新しい生き方ができるんじゃないかなと感じたんです。
正直言うと、テラスハウスのような隣家と密接につながった建物は、所有しているだけでもいろいろと気を揉むことが多いですよね。
この章では、隣家と壁を共有している特殊なテラスハウスを個別に切り離して売却する、その基本的な定義や仕組みについてじっくりお話ししていきます。
テラスハウスの切り離し売却は、壁や柱を共有する連棟式住宅の自分の所有部分だけを解体し、独立した更地として売りに出す方法です。土地の権利そのものは独立しているものの、物理的には隣の家と一体の構造物であるため、切り離しに際しては区分所有法や民法上の高いハードルが存在します。
そもそもテラスハウスとはどのような建物か?
テラスハウスとは、複数の住戸が水平方向に連続してつながっており、隣家と壁を共有している構造の建物を指します。
不動産の実務や法律上の分類では長屋(連棟式建物)と呼ばれており、アパートやマンションなどの共同住宅とは少し異なります。
アパートとの決定的な違いは、各住戸に独立した玄関があり、上下階に他人が住んでいないという点にあります。
一見すると戸建てが並んでいるように見えますが、実は一本の大きな柱や梁、屋根、そして基礎を隣の家と分け合って支え合っているのが特徴です。
土地に関しては、マンションのように敷地全体をみんなで共有する「タウンハウス」とは違い、テラスハウスは各住戸の敷地ごとに所有権がはっきりと分かれていることが一般的です。
この「土地の所有権はあるけれど、建物は隣と一体化している」というアンバランスな状態こそが、売却の場面で多くの所有者を悩ませる原因となっています。
| POINT テラスハウスは隣家と「壁・梁・屋根・基礎」を共有している 建築基準法上は「長屋」に分類される特殊な連棟住宅である 土地の権利は単独で所有しているが、建物は物理的に一心同体である この構造的なつながりが、将来の建て替えや修繕を複雑にしている |
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切り離し売却の定義と法的な位置づけ
テラスハウスの切り離し売却とは、つながっている一棟の建物から、自分の住戸部分だけを物理的に切り離して解体し、単独の更地として売り出す行為を意味します。
理屈の上では、自分の土地の上にある自分の家を壊すだけのように思えますが、法律的にはそう単純にはいきません。
テラスハウスは、法律上「区分所有建物(マンション等と同じ扱い)」としてみなされるケースが多く、共有部分である界壁を壊すためには、他の所有者全員の同意が原則として必要になります。
判例によっては、区分所有法に基づいて議決権の4分の3以上、あるいは5分の4以上の賛成があれば切り離せるという解釈もありますが、実務上は隣り合う所有者の同意なしに工事を強行することは不可能です。
無断で切り離し工事を行えば、隣家の耐震性を損ねたり、雨漏りを引き起こしたりしたとして、高額な損害賠償を請求される決定的なリスクがあります。
したがって、法的な位置づけを正しく理解し、隣人との丁寧な合意形成を図ることが切り離し売却の絶対条件となります。
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テラスハウスの切り離し売却におけるメリットとリスク
◆この章のポイント◆
- 単独で売却できるようになり買い手が見つかりやすい
- 隣人トラブルの発生や工期が延びるリスクがある
夕暮れ時に近所の古い路地を歩いていると、どこかの家からカレーの美味しそうな匂いが漂ってきました。
昔ながらのテラスハウスに住んでいると、そういったお互いの生活の温もりを感じられる反面、プライベートや建て替えの自由度が制限されてしまうもどかしさもありますよね。
結局のところ、壁を共有している建物を自分だけの都合で切り離して売却することには、魅力的なメリットがある一方で、思いがけないトラブルのリスクも背中合わせなんです。
ここでは、切り離し売却の光と影についてお伝えします。
メリットは切り離すことで通常の「一戸建て用の土地」となり、一般の市場で買い手が見つかりやすくなる点です。しかしリスクとして、工事の振動や騒音による激しい隣人トラブルや、残された隣家の外壁補修にかかる想定外の費用負担、そして工事の長期化が挙げられます。
単独で売却できるようになり買い手が見つかりやすい
テラスハウスを切り離して更地にすることの最大のメリットは、購入を希望する一般の買い手の選択肢に載るようになる点です。
正直言うと、テラスハウスのままだと「隣の生活音が気になる」「将来の建て替えが自分の意志だけでできない」と敬遠され、市場価値は通常の戸建ての半分以下に下がります。
さらに、購入者の住宅ローン審査も、建物が連結しているという理由で金融機関から担保価値を低く見積もられ、融資が下りないケースが多発します。
しかし、きれいに切り離して単独の更地にさえしてしまえば、買い手は自分の好きなハウスメーカーで自由なマイホームを建築できるようになります。
当然、銀行の住宅ローンもスムーズに承認されるため、売却価格を周辺の土地相場並みまで引き上げることが可能になり、早期の現金化がグッと現実味を帯びてきます。
隣人トラブルの発生や工期が延びるリスクがある
輝かしいメリットの裏側には、精神的にも金銭的にも大きなリスクがべったりと張り付いています。
切り離し解体工事は、お隣の壁を文字通り「削ぎ落とす」ような、非常に繊細で難度の高い特殊な工事になります。
どれだけ細心の注意を払っていても、工事の振動によって隣家にヒビが入ったり、工事後に「雨漏りがするようになった」とクレームを突きつけられたりするリスクはゼロにできません。
一度でもお隣との感情がこじれてしまうと、話し合いは完全にストップし、工期が何ヶ月も延びてしまう事態に陥ります。
最悪の場合、裁判沙汰になり、せっかくの売却益が弁護士費用や損害賠償金の支払いで全て吹き飛んでしまうケースもあるのです。
私が昔見てきた事例でも、売却のために良かれと思って進めた工事が、長年の近所付き合いを粉々に破壊し、売主が疲れ果ててしまう悲しい結末が少なくありませんでした。
| POINT 更地化に成功すれば一般市場で売却しやすくなり、価格も上がる 購入検討者が住宅ローンを利用できるようになるメリットは大きい 一方で、隣家を傷つけるリスクや、深刻な近隣苦情のリスクが伴う 関係がこじれると工事がストップし、大きな損失を被る恐れがある |
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テラスハウスの切り離し売却にかかる費用相場と内訳
◆この章のポイント◆
- 切り離し工事と外壁補修工事に必要な費用目安
- 境界確定測量や建物滅失登記などに必要な諸経費
- 費用負担はどうなる?売主が支払うべきケース
先日、愛用している革靴のソールがすり減ってしまい、修理に持っていったんです。
長年使ったお気に入りを直して使い続けるには、予想以上に職人さんの細かな技術が必要で、修理代もそれなりにかかりました。
テラスハウスの切り離しも同じように、ただ壊せばいいという話ではなく、隣の家に傷をつけないための精密な「補修工事」に大きなお金がかかります。
ここが肝心なのですが、一体いくら用意しておけばいいのか、その具体的な相場と内訳、そして避けては通れない費用負担のルールを明らかにしていきます。
費用目安は、切り離し解体と隣家の外壁補修工事を合わせて、一般的に150万円〜300万円程度が必要です。これに加えて、敷地の境界を明確にするための測量費用や、登記変更のための諸経費が約30万円〜80万円ほど加算され、その大半は工事を希望する売主側の全額自己負担となります。
切り離し工事と外壁補修工事に必要な費用目安
テラスハウスを切り離す際、単に自分の家を解体する費用だけでなく、むき出しになったお隣の壁を保護する外壁補修工事の費用が必ず発生します。
通常の木造戸建ての解体であれば、坪単価4万〜6万円程度で済みますが、テラスハウスの切り離しは人手による慎重な作業が必要なため、坪単価が跳ね上がります。
目安として、2戸1(にこいち)の片側を解体し、隣家の壁にモルタルを塗ってサイディング(外壁材)を貼る工事まで行うと、総額で150万〜300万円ほどかかります。
もし、建物の骨組みや柱が激しく老朽化していれば、隣家が倒壊しないように梁を補強したり、新しい柱を建てたりする追加の構造補強工事が必要になり、費用はさらに膨れ上がります。
「壊すだけでこんなにかかるの?」と驚かれるかもしれませんが、お隣の家を安全に守り抜くための「外科手術代」だと考えると、どうしてもこれだけの金額が必要になってしまうのです。
境界確定測量や建物滅失登記などに必要な諸経費
無事に解体工事が終わった後も、更地として売り出すまでには、いくつかの事務的な諸経費がボディブローのように財布に響いてきます。
まず、土地を売却するためには、お隣との敷地の境界線がどこにあるのかを1ミリ単位で特定する境界確定測量を行わなければなりません。
この測量を土地家屋調査士に依頼すると、お隣の立ち会いと合意形成を含めて、だいたい35万〜80万円程度の費用がかかります。
さらに、建物を解体したことを法務局に申請する「建物滅失登記」を司法書士に依頼するための費用が、約4万〜7万円ほど必要になります。
もし、長年登記が放置されていたり、相続登記が未完了のままだったりすれば、その前提手続きとしてさらに高額な手数料が加算されていくことになります。
費用負担はどうなる?売主が支払うべきケース
「お隣の壁を直す工事なのに、なぜ自分が全額お金を払わなければいけないのか」と、不満を抱く方もいるでしょう。
はっきり言って、切り離しを希望するのがあなた(売主)である以上、その工事に関わる費用は売主が全額負担するのが不動産業界の絶対的な鉄則です。
お隣からすれば、「今のままで何の問題もなく暮らしているのに、あなたの都合で勝手に壁を壊され、騒音に耐え、補修費用まで請求される」など、理不尽極まりない話だからです。
ここで費用負担の相談を持ちかけたり、「折半にしましょう」と提案したりした時点で、お隣との交渉は一瞬で決裂し、同意書は二度ともらえなくなると覚悟してください。
ここで現場の実践的な視点から、あえて教科書通りのSEO理論とは異なるカウンター・オピニオンをお伝えします。
よくネットの記事には「交渉次第でお隣にも一部費用を持ってもらえる可能性がある」と書かれていますが、これは現場を知らない人の甘い幻想です。
実地にテラスハウスの交渉を進める際は、「お隣には1円の金銭的負担もさせない」というスタンスを最初から明確に提示することこそが、最速で同意を勝ち取るための最大の鍵となります。
| POINT 切り離し解体と隣家の壁補修工事の費用相場は150万円〜300万円 境界を確定するための測量費用等として、さらに35万円〜80万円が必要 切り離しを望む「売主側」が、これらの費用を全額負担するのが基本ルール お隣に金銭の支払いを少しでも求めると、交渉はほぼ確実に決裂する |
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テラスハウスの切り離し売却を進める具体的な手順
◆この章のポイント◆
- 隣人の同意書を早期かつ円満に取得するコツ
- 境界確定と再建築不可でないかの接道確認
- 工事会社の慎重な選定と隣家への事前説明
秋の夜長に温かいお茶を淹れて、じっくりとパズルのピースを合わせるような作業をしていた時のことです。
一つのピースを無理にハメようとしても全体が歪んでしまうけれど、順番を守って丁寧に当てはめていけば、綺麗にパズルが完成するんですよね。
テラスハウスを隣家から切り離して売るプロセスも、まさにそんな繊細なパズルのようなものです。
お隣の感情や法的な手続きを、どのステップから進めていけば円滑に進むのか、実践的な手順を一つずつ解説していきます。
具体的な手順は、まず最初に最もハードルの高い「お隣からの切り離し同意書の取得」から着手します。続いて、土地の価値を保証するために境界確定測量を行い、同時に切り離し後に敷地が再建築不可(接道義務違反)にならないかを役所で入念に調査し、最後に配慮の行き届いた解体工事会社を選んで着工します。
隣人の同意書を早期かつ円満に取得するコツ
テラスハウスの切り離し売却において、何よりも先にクリアしなければならない最重要ステップが、隣人全員からの「切り離し同意書」の取得です。
これがない限り、どれだけ素晴らしい解体プランを立てても、1ミリも前に進むことはできません。
正直言うと、ご自身でお隣のチャイムを押して「家を壊したいのでサインをください」と頼みに行くのは、心臓がバクバクと脈打つほど気まずいものです。
円満に同意をもらうための最大のコツは、手土産を持って「将来ご迷惑をおかけしないために、今から誠意を持って建物をきれいに直したい」という、相手を守る文脈で伝えることです。
また、自分で話に行くと感情論になりやすいため、交渉のプロである仲介不動産会社や建築士に同席してもらうか、窓口を完全に任せるのが賢明な選択です。
専門家が客観的な図面と補修プランを提示しながら説明することで、お隣の「家が壊れるかもしれない」という漠然とした恐怖心を和らげ、スムーズな署名・捺印を引き出しやすくなります。
境界確定と再建築不可でないかの接道確認
無事に同意書をもらえる見通しが立ったら、次は土地の法的な健全性を証明するための役所調査と実地測量を進めます。
ここが非常に恐ろしいポイントなのですが、テラスハウスを物理的に切り離した結果、あなたの土地が「再建築不可」になってしまう落とし穴があります。
日本の建築基準法では、家を建てるための敷地は「幅4メートル以上の道路に2メートル以上接していなければならない(接道義務)」と定められています。
テラスハウス全体のときには接道を満たしていても、個別に切り離したことで自分の敷地の接道幅が2メートル未満になってしまえば、その土地には二度と新しい家を建てられません。
せっかく大金を払って切り離し工事をしたのに、ただの「家が建てられない無価値な空き地」になってしまっては完全に本末転倒です。
そのため、工事に着手する前に必ず、土地家屋調査士を交えて道路との関係性を正確に確認してください。
工事会社の慎重な選定と隣家への事前説明
書類や法的な調査がクリアできたら、いよいよ実際の切り離しを依頼する解体工事会社の選定に移ります。
絶対にやってはいけないのが、相見積もりの中で「ただ一番安いから」という理由だけで、適当な解体業者を選んでしまうことです。
一般的な木造家屋の解体しか経験のない荒っぽい業者に任せると、隣の壁を強引に引きちぎるように壊し、柱や屋根を破壊して取り返しのつかないトラブルを招きます。
連棟建物の切り離し実績が豊富で、近隣への挨拶回りや騒音・振動対策の丁寧さをウリにしている、信頼できる技術力の高い会社を必ず選んでください。
また、着工の少なくとも2週間前には、工期や作業時間、何かあったときの緊急連絡先を記載した書面を持ってお隣へ挨拶に行き、徹底した配慮を示すことが工事を無事に終えるための生命線になります。
| POINT まずは「切り離し同意書」をお隣から円満に取得する交渉から始める 切り離し後に敷地が「再建築不可」にならないか、接道幅を徹底調査する 解体によるトラブルを防ぐため、連棟の施工実績が豊富な優良業者を選ぶ 着工前の徹底した丁寧な近隣挨拶と説明が、裁判沙汰を防ぐ防波堤になる |
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テラスハウスの切り離しをせずに売却する2つの裏ワザ
◆この章のポイント◆
- 隣戸の所有者への売却打診や全体の一括買い取り
- 現況のままで訳あり物件の専門買取業者に売却
昔から近所にある古道具屋さんを覗くのが好きなのですが、そこには一見すると傷だらけで誰も買わなそうな古いタンスが、アンティークとして価値を見出されて飾られていることがあります。
物の価値って、見せ方や届ける相手によってガラリと変わるんですよね。
テラスハウスをわざわざ高いお金と労力を使って切り離さなくても、そのままの状態で欲しがっている人に適切な価格で手渡す方法が実はあります。
今回は、手間をかけずに最速で解決するための2つの裏ワザを紹介します。
切り離しをせずに売却する裏ワザは、まず1つ目として隣戸の所有者に「私の持ち分を買い取りませんか?」と打診するか、逆に隣戸を買い取って全体として一括売却する方法です。2つ目は、切り離し費用や隣人への同意書が一切不要な、テラスハウス等の「訳あり物件を専門に扱う不動産買取業者」に現状のままで直接買い取ってもらう方法になります。
隣戸の所有者への売却打診や全体の一括買い取り
テラスハウスの切り離しが難しい場合の強力な代替案として、隣に住んでいる人に自分の建物を買い取ってもらうよう打診する方法があります。
隣人からすると、隣の住戸を手に入れることで、壁の共有というややこしい連棟状態を自分だけの意志で解消できるようになります。
さらに、2つの住戸をくっつけて広大な単独の土地にできるため、隣人にとっては相場以上の価値がある極めて魅力的な取引になり得るのです。
もしあなたに資金の余裕があるなら、逆にお隣の住戸をあなたが買い取り、一棟丸ごとの大きな「一戸建ての土地」として一般市場に高く売り出すことも可能です。
ただし、お隣に資金がなかったり、お隣が頑なに退去や売却を拒んだりした場合には、このシナリオはすぐに破綻してしまうため、相手の状況に依存する不確実性があります。
現況のままで訳あり物件の専門買取業者に売却
お隣との関係がぎこちなかったり、数百万円という莫大な解体・補修費用をどうしても用意できなかったりする場合の「一番安全で確実な終着駅」があります。
それは、切り離しもリフォームも一切せず、そのまま専門の買取業者に売却することです。
正直言うと、これが精神的なストレスをゼロにして、かつ最も多くの現金を確実に手元に残すための最大の裏ワザになります。
専門の買取業者であれば、隣人の同意書の取得や、境界の確定測量、複雑な切り離し工事の調整、さらに雨漏りなどの瑕疵担保責任(契約不適合責任)を全て引き受けてそのまま買い取ってくれます。
あなたが自力で交渉に赴いて胃を痛める必要もなければ、200万円以上の解体工事費を負担して大赤字を掘る心配も全くありません。
業者は独自のノウハウでお隣と円満に交渉を進めたり、賃貸物件として再生して再利用したりするノウハウがあるため、驚くほどスムーズに最短2週間程度で決済まで進めることができるのです。
| POINT お隣の所有者に買い取りを打診すれば、最も好条件で売れる可能性がある しかし相手の資金事情や意思に左右されるため、不確実性が非常に高い 最も簡単で安全なのは、専門の買取業者に「現状のまま直接売却」すること 切り離し費用や隣人交渉の負担が一切ゼロになり、即座に現金化できる |
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テラスハウスの切り離し売却に関するよくある質問
◆この章のポイント◆
- 隣人の同意書が得られないと売却できないか?
- 再建築不可物件でも切り離して売却できるか?
- 隣家のアスベストへの対応と工事の注意点は?
静かな図書館の隅で、古い疑問解決の本をめくっていた時に感じたことがあります。
世の中でみんなが悩むことって、実は形を変えてほとんど同じ問いに辿り着くんですよね。
テラスハウスの処分に悩む人が抱える疑問も、いくつかの共通点に絞られます。
同意書がもらえなかったらどうするの?再建築は本当に不可能なの?といった、現場でよく耳にする切実な疑問に、一人の当事者としての目線からズバッとお答えしていきます。
テラスハウスの売却手続きでよくある質問とその答えをまとめました。隣人の同意が得られない場合の裏ルートや、敷地が再建築不可になってしまったときの現実的な対処法、そして解体時に発覚しやすいアスベスト建材への適切な対応について、それぞれ具体的な要点に沿って解説します。
隣人の同意書が得られないと売却できないか?
お隣が頑固な方で、同意書にサインしてくれない場合、一般的な仲介での「更地渡し売却」は事実上不可能になります。
しかし、切り離しをせずに現状のまま売却することであれば、お隣の同意は法律上一切不要です。
訳あり物件の専門買取業者に直接売却すれば、業者が購入した後に独自のルートでお隣と交渉を代行するため、あなたの手を煩わせることはありません。
再建築不可物件でも切り離して売却できるか?
再建築不可のテラスハウスであっても、個別に切り離して更地化すること自体は物理的には可能です。
ただし、更地にしても新しい建物が建てられないため、買い手が現れず、かけた工事費用がすべて赤字になるリスクが極めて高いです。
再建築不可の場合は、絶対に無理に切り離そうとせず、古い建物のまま専門の業者に買い取ってもらうのが、損をしないための鉄則です。
隣家のアスベストへの対応と工事の注意点は?
古い木造のテラスハウスを解体する際、界壁や屋根にアスベストが含まれているケースが非常に高い確率で発生します。
アスベストの除去には、専門の届出や厳重な防塵・防音対策が必要になり、解体工事費用が数十万円単位で上乗せされます。
無資格の安価な業者を使って近隣に粉塵が飛散すれば、重大な損害賠償や行政指導の対象になるため、事前の成分調査を必ず行う必要があります。
まとめ:テラスハウスの切り離し売却は専門家に相談
テラスハウスの切り離し売却は、一般市場で高く売却するための有効な手段である一方、非常にデリケートな隣人交渉や、200万円を超える高額な解体補修工事費用の負担、そして再建築不可に陥る法的な落とし穴など、数えきれないほどの障害が立ち塞がります。
「自分でお隣に交渉に行く勇気が出ない」「これ以上、親の残した空き家の管理費でお金を垂れ流したくない」というのが、当事者であるあなたの偽らざる本音ではないでしょうか。
結論として、一人で無理をして壁の切り離しを強行しようとするのはおすすめしません。最善の解決策は、現状のままで丸ごと買い取ってくれる経験豊かな専門の買取業者に相談することです。
そうすることで、お隣との気まずい交渉も、高額な工事費用の工面もすべてスキップし、一番安全に、そして確実に手元にお金を残してテラスハウスを処分することができます。
まずは査定だけでも専門会社に依頼し、あなたの状況に合わせた最適な出口戦略への第一歩を踏み出してみませんか。
本日のまとめ
- テラスハウスは隣家と壁を共有する特殊な建物構造である
- 切り離し売却は一部を更地にして単独で売る方法である
- 更地にできれば一般の買い手やローンが通りやすくなる
- 工事に伴うお隣の壁のモルタル・外壁補修が必要になる
- 切り離しと補修の費用目安は150万円から300万円
- 土地境界を確定させる測量に別途数十万円が加算される
- 解体費用は工事を求める売主が原則として全額自己負担
- 工事の実施にはお隣全員からの切り離し同意書が不可欠
- 切り離した結果として接道義務違反の再建築不可を避ける
- 連棟の施工実績が多く養生が丁寧な解体会社を選ぶこと
- 隣戸の所有者に買い取りや一括売却を打診するのも有効
- 現状のまま専門買取業者に直接売るのが最も現実的である
- 専門業者なら隣人の同意書も切り離し費用も一切不要
- 契約不適合責任を免除されるため売却後のトラブルもない
- 無理をせず経験豊富な不動産プロに現状を診断してもらう
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変な形の土地を賢く手放す!「変な形の土地を売却」を成功に導く実践ガイド
土地を国に返す費用はいくら?相続土地国庫帰属制度の手数料や負担金
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参考サイト
イクラ不動産
AlbaLink(アルバリンク)
URUHOME(ウルホーム)
クラッソーネ
フィリアコーポレーション

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